悲しい [中学2年]
ちょっと前に中学校で「村の達人に学ぶ」という授業がありました。
ひ~だは陶芸を選び、お皿を作ったそうです。
「ちょっと形が悪くなって、お皿か湯呑みか分からなくなっちゃった」と報告してくれました。
生徒は成型までで、あとは達人が釉薬(ゆうやく)をかけて焼いてくれました。
「赤っぽい色だけど、なかなかいい出来なんだよ。理科室に飾ってあるから絶対に見てよね」
文化祭にはその作品が展示されるというので、ひ~だはうれしそうに言っていました。
見に行くと、ちょっと深めのお皿という感じですが、ひ~だにしてはうまくできていると思いました(親ばかですけど)。
昨日、その作品を持ち帰ってきました。
「お皿持ってきたよ。お母さん見て」と言って、れしそうにバックから出してみると・・・
お皿は粉々に割れていました!
ひ~だは半泣き。
「どうしてこんなに割れちゃったの? かばんをどこかにぶつけた?」 と聞くと、
「僕は嫌だと言ったのに、かばんを投げたりけ飛ばしたやつらがいるんだ」と。
「あんなやつら死ねばいいんだ」というので、
「死ねなんて言葉は言ってはいけないからね」とたしなめましたが、実は私も相当ショック。
やった子たちは中に大事がお皿が入っていたことは知らなかったと思いますし、
ひ~だの「やめろよ」は、あまり迫力がなくて、たぶん本当に嫌がっていることを分かってもらえなかったと思います。
悪意があってのことだとは思いません。
でも、でも・・・、やっぱり悲しい。
ひ~だはやった子の名前を言わなかったので、それ以上追求するのはやめました。
私が知らないだけで、学校ではそんなことをいつもやられているのかな。
それとも、男子の中ではそんなおふざけが普通なんでしょうか。
お皿は夫と一緒にできるだけ復元してみましたが、粉々になった部分もあって元には戻せませんでした。
支援会議と文化祭 [中学2年]
先週、支援会議かありました。
5組と原級の担任からひ~だ日ごろの様子を聞きました。
その中でちょっと心配なエピソードがありました。
文化祭1日目の運動会に向けてリレーの練習をしていたとき、ひ~だは走っている途中で靴が脱げてしまいました。もう少しでバトンを渡せるところだったのに、戻って靴を履き直してから走ったそうです。クラスメイトからはちょっと文句が出ていたとのこと。
うーん、ひ~だらしいといえばらしいエピソードです。
でも、リレーだからな。みんなに迷惑がかかるってことを教えなくては!
と、心の中で思った母でございました。
高校に関しては、ひ~だが望むのなら養護の高等部ではなく、高校受験の方向でいきましょう。
ただし、テストの点数が低いので、これからテスト範囲が広がった場合が心配だという担任の話もありました。
支援会議が終わってから、養護学校のY先生に、
「もしひ~だ君が高校受験をするなら、時間の配慮ができないか高校のほうに掛け合いませんか。もちろん私も一緒に行きますから」と言われました。
「大学受験で発達障害の人にはテスト時間を1.3倍にするという配慮が可能になったのだから、高校でもできないはずはないと思います」とのこと。
「そうなったら、ぜひお願いします」という返事をしました。
無理かとは思いますが、やってみなくては分からないですから。
来年は母も頑張りたいと思います。
ところで運動会のリレー本番。
ひ~だはまたやらかしてくれました
コースを間違えて、大幅な時間ロス。
クラスメイトは何も言わなかったのですが、中には泣いている子もいたそうです。
学級の時間にひ~だはみんなに謝ったそうです(これは連絡帳で知りました)。
許してくれたクラスメイトと、そんな指導をしてくれる担任に感謝!です。
2日目は仮装大会と音楽会でした。
ビデオ持参でしっかり見学に行きました。
AKB48の仮装で、男子もみんな赤いチェックのスカート。
赤ちゃんのときはピンクの服を着せてもかわいかったひ~だだから、さぞや・・・。
などと親ばかは考えていたけど、時の流れって残酷なものね。
ははは、もっとかわいい子(男の子)がいっぱいいましたわ~。
記念写真もらいたいな-。
ということで、疲れた1週間が終わりましたが、月曜日になってもまだ疲れの抜けない私。
ああ、年を感じる。
でも、これから仕事が忙しくなるので頑張らなくてはね。
就労移行支援施設 [中学2年]
昨日親子の会がありました。
今月は行事が多くて土日がつぶれるので、平日に親だけでの施設見学です。
飯山にある就労移行支援施設へ行き、説明を聞いて、ちょっとだけ施設見学をしました。
就労継続支援B型事業所でもあるので、作業所で長年働く人もいますが、
就労移行支援としては2年間の期間で、いろいろな企業等に出掛けての作業がメーンとなります。
その他SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)もやってくれるようです。
働きたいという気持ちさえあれば誰でも受け入れてくれるそうです。
質問タイム
Q うちの子はアスペルガーで普通高校に通っていますが、そんな子もいますか?
A 何名かおられます。軽い発達障害の方は一番就職の近くにいます。ただ、社会性の面などでSSTが必要なことがあるので、何カ月か時間をかけて訓練しています。
Q 誰でも入所可能なのでしょうか?
A 一応手帳が必要になります。そのほかには働きたいという気持ちが重要ですね。
Q うちの子は手帳をもらえません。医師の診断だけでは駄目でしょうか。
A 今のところ経費の問題があって手帳が必要になります。将来的には手帳がなくても、有料という形で利用できるようになるかもしれません。
とのことでした。
高校卒業して就職できなかったら、ここで支援を受けるのもありかも。
ということを今日の支援会議で聞いてみよう。
今日は夕方から中学校で支援会議です。
発達障害者就労支援 [中学2年]
先日、養護学校高等部では高校卒業資格が取れないことにショックを受けました。
なぜショックだったのか考えてみると、
特別支援学校→障害者施設での就労
という道筋が見えてしまったからでした。
私が望んでいる就職は、民間の会社。
一般就労は難しいだろうから、障害者枠で。
経営者の理解を得て一般就労がかなうならそれでもいい。
小さなところでいいし、給料が安くても構わないから、本人が納得できる仕事。
これって、高望みなんでしょうかね?
でも、普通の高校へ行ったのでは発達障害者への就労支援は望めない・・・らしいです。
養護学校を勧められたのは「就職を考えたら・・・」との理由からでしたから。
それでは普通高校を卒業して、就職するためにはどうしたらいいのか。
調べてみたら、厚労省のサイトが一番にヒット。
発達障害者の就労支援
これが本当に機能してくれるのならうれしいんですが、うーん、どうなんでしょうかね。
この場合、窓口はハローワークになるようです。
ハローワークから障害者職業センターへ行って職業訓練。
長野にも障害者職業センターがあるし、目指すとしたら、このあたりかなあ。
それから、「障害者用の就職情報サイト」とというのが意外にあるので驚きました。
ATARIMAE このサイトはちょっといい感じです。
就職するのはまだ先のことなので、そのころにはもう少し発達障害に理解のある社会になっていることを期待して、しばらくは情報収集の日々です。
なんて、親は考えているのですが、本人はそんな先のことは思ったこともないでしょうね。
昨日・今日は中間テスト。
前回はまた落ち込んだので、今回はちゃんと勉強したそうです(本当だろうか)。
月末には遅れていた支援会議もやってもらえそうです。
さて、もうすぐ養護学校と農林学校の文化祭があるので、ひ~だを連れて行く算段もしなくちゃね。
行きたがらないような気もするんだけど・・・。
養護学校高等部では高卒にならない [中学2年]
ひえ~、今になって知った事実!
養護学校(特別支援学校)高等部卒業では、高校卒業資格はもらえないということ。
以前親子の会の先輩から、
「センター試験のコードに飯山養護学校もあったんだよ」と聞いて、
養護学校高等部卒でも大学受験資格があることを知っていたので、
イコール、高校卒業資格がもらえる
と思い込んでいたんです。
でも大学受験資格はあっても、高校卒業とは認められなかったんです。
だから、高卒資格の必要な専門学校なんかは行けないことになります。
うわっ、私って無知~。
以前「養護学校に行けば就職の心配がない」みたいなことも聞きましたが、
障害者の施設に行っている人が多いみたいで・・・。
まだまだよく調べなければいけない!
養護学校は学校の選択肢の一つだと思っていましたが、
今になって、養護学校を選ぶか・その他の高校を選ぶかで、将来がとても違ったものになることに気付きました。
それに、以前養護学校に行っている子どものお母さんから、
「高等部から入る人が増えて、小学部から行っている、本当に支援が必要な子どもの支援がおろそかになる」
という内容のお話も聞きました。
確かにいじめはないでしょうし、先生の目も届きやすいだろうけど、
「養護学校高等部へ行けばいい」なんて安易に考えてはいけない。
と、思い始めた今日このごろです。
もっとよく考えよう・・・。
今年3度目の花火 [中学2年]
昨夜、飯山の花火大会に出掛けました。
夕立も上がり、ちょっと涼しく天気も上々。
お父さんが夜勤なので、子ども二人と私の3人で出掛けました。
でも、子どもたちがイスを一つずつ持ってくれたから、結構楽かも~
場所を取ってお小遣いを渡せば、あとは勝手に夜店で何か買ってくるし。
昔は何もかも私がやらなくちゃいけなかったし、お店にも付いていかなきゃいけなかった。
子どもが成長すると本当に楽だな~。
今年は雨に降られることもなく、順調にプログラムが進みます。
ひ~だは例のごとくカメラの動画で花火を撮り続けました。
村祭りで見た調布の花火も良かったけど、規模ではこちらのほうが大きいので、それはそれなりに楽しい。
打ち上げが川向こうの目の前という一等地だったんだけど、近すぎて首が疲れるので、時々シートの上に寝転がって見たりして。
あー、極楽、極楽~。
超特大スターマインは圧巻でした。
ひ~だはネーミングがツボだったみたいで、「超特大だって」といつまでも笑っていましたが。
出掛けるのが楽になったなあと感じた、とっても楽しい花火大会でした。
PSP買っちゃった [中学2年]
ひ~だはPSPが好きです。
ゲームをするのも好きですが、ゲーム機自体が好きみたいです。
ずっとPSP1000(初代モデル)を大事に使い続けていました。
去年から、ネットで調べては
「来年、PSPの次のゲーム機が出たら買うんだ」
「今年の12月に出る予定だよ」
「名前はPlayStation Vitaに決まった」
等々の情報を逐次教えてくれていました。
好きなことには細かいよな~。
本当に指折り数え、首を長くして発売を待っていたんです。
ところが!
ついにひ~だのPSPがご臨終あそばして・・・。
しかたなくPSP3000を買うことにしたようです。
お父さんに連れて行ってもらって、自分のお小遣いで買ったので、私は関知していませーん。
ネットにつなぐ設定だけはやったけど。
でも、「げへへ」と笑いながら、ゲーム機を磨いている姿はちょっと不気味だぞ、息子。
ゲーム機としてよりも、ビデオを見るのに使っているようです。
YouTubeからダウンロードした「ケロロ軍曹」が目いっぱい入っていました(=^_^;=)
またお金をためて、今のPSP3000が壊れたら新しいのを買うそうです。
夏休みなのに部活も頑張っているし、ちょっとくらいゲームを楽しんでもいいよね。
母も休みたいぞ~。
ちなみに私は、仕事じゃない音声起こしを真剣にやっております。
それからぱーむぼいすのブログもアップしました。
よかったら見てくださいませ。
休憩終わり。
音声起こしに戻ります。
ああ、夏休み [中学2年]
今日は5時前に起こされました。
夏休みがうれしくてしょうがない娘が5時前からゴソゴソやっていて、もっと眠っていたかったのに起きてしまった母。
ちょっと不機嫌です。
先週土曜日は近所の夏祭りにひ~だ、娘のほか、娘の友達二人も連れて出掛けてぐったりと疲れ、
日曜日の夜はお客さまがたくさん来るので、昼過ぎからごちそうを作る傍ら、月曜に登山に出掛けるひ~だの持ち物チェックやお弁当の用意もして、
月曜日は朝4時半起きでひ~だの朝・昼のお弁当を作って・・・。
しかも、音声起こしの仕事も、畑仕事もしているので、久々に疲れをため込んでいる感じがします。
昨日は友達とランチして、おしゃべりしまくったのでストレスは解消されたのですが、
やっぱり体の疲れは取れないような・・・。
はあ・・・。
ともあれ、、
ひ~だは無事中学の登山に行ってきました。
思ったより頂上が遠かったらしいですが、無事登りきり、夜も最初から薬を飲んでよく眠れたそうです。
去年のキャンプでは「眠れなくてパニック起こすのでは」と心配しましたが、それをクリアしたので、さすがに今年は余裕でした(本人も母も)。
「バスの中でのカラオケがとても楽しかった」 とうれしそうに話してくれました。
これで2年生の大きなイベントは終わり。
あとは3年生の修学旅行。
「そのためにパニック用の薬をまたもらわなければ」と思って、日赤の予約を見たら、先週だった
てっきり8月だとばかり思っていたのに。
電話を掛けて謝って、予約取り直さなければ。
ともあれ、今日は全員休みなので、ちょっとお出掛けしようと思っています。
また疲れるかもしれませんが、頑張りますぅ。
眼鏡男子 [中学2年]
先週日曜日に△△円堂へ眼鏡を作りに行きました。金額を気にせずに選べるから、私がハラハラせずに済む、と思って。
ひ~だには欲しい眼鏡のイメージがあったようです。
自分で選んで、鏡を見て「これはいいな」「これは駄目」と振り分けていました。
そのうちに店員さんにアドバイスをもらいましたが、結局ひ~だが選んだのは自分が最初に気に入ったものでした。
フレームが黒でつるの部分に緑が入っていてちょっとおしゃれな感じのフレームです。
さて、それからはレンズの説明、サービスの説明等々・・・。
結構長々説明していただきました。
ひ~だも一応聞いてはいるんですが、本当に理解しているのかな。ちょっと???なところも。
そして「パソコンはされますか? レンズに色を入れると目が疲れませんよ。ただし、こちらだけは別料金になっています」という説明が。
私、自分の眼鏡は入れなかったんだよな、余計な料金がかかるから、とか思っていると。
「じゃあ、入れてください」と、ひ~だ。
って、母親無視かよ!
即断即決のこの男は、フレームもレンズの種類も、色を入れるのまでサクサクと自分で決めたのでした。
まあ、格好いい眼鏡だからいいか。
意外と似合っているし(親ばかモード)。
連休中にちょっと慣らして、今日初めて眼鏡で学校へ出掛けました。
評判はどうかな?
今一番の心配は、眼鏡をなくすんじゃないか、眼鏡を壊すんじゃないかということ。
「今度の登山には眼鏡持っていかないでね」
「え~、それじゃ眼鏡作った意味ないじゃん」
「乗鞍に眼鏡を忘れてこられたら、取りにいくことはできないの!」
ということで、来週の登山に向けて眼鏡をどうするか検討中。
(ほかにも忘れ物をしてこない方法を模索中)
遠視 [中学2年]
ひ~だは4月に学校で行われた視力検査で左目が0.2以下のD判定をもらっていました。
病院の予約を取ったら7月になってしまって、ようやく受診できました。
以前もちょっと引っ掛かったことはあって、「様子を見ましょう」だったのですが、
今回はちょっと視力が低すぎ。
案の定、眼鏡決定です。
ところがちょっと面白いのが、視力が出ないのは「遠視」のせいなんです。
私は近視でずっと眼鏡なんですが(コンタクトが合わないため)、遠視で眼鏡って周りにはいなかったので。
老眼はいますが、ひ~だは「老眼とは違うんだからね!」と力説します。
実は受診したときに、ひ~だ自ら「遠視の原因は何ですか?」と質問したのです。
こういうところは昔から物おじしない息子なんですよね。
「原因はもともとの眼球の形ですよ」と、詳しく説明してもらいました。
「遠視のために遠くも見づらいし、近くも見づらく、目がとても疲れてしまうんですよ」
ということで、眼鏡をかければ目の疲れは軽減できるし、集中力もアップする・・・かもしれない。
ということで、この前の日曜日に眼鏡を作りに行きました。
出来上がるのは次の日曜日。
ちょっと楽しみ。