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悲しい [中学2年]

ちょっと前に中学校で「村の達人に学ぶ」という授業がありました。

ひ~だは陶芸を選び、お皿を作ったそうです。
「ちょっと形が悪くなって、お皿か湯呑みか分からなくなっちゃった」と報告してくれました。

生徒は成型までで、あとは達人が釉薬(ゆうやく)をかけて焼いてくれました。

「赤っぽい色だけど、なかなかいい出来なんだよ。理科室に飾ってあるから絶対に見てよね」
文化祭にはその作品が展示されるというので、ひ~だはうれしそうに言っていました。
見に行くと、ちょっと深めのお皿という感じですが、ひ~だにしてはうまくできていると思いました(親ばかですけど)。

昨日、その作品を持ち帰ってきました。
「お皿持ってきたよ。お母さん見て」と言って、れしそうにバックから出してみると・・・

お皿は粉々に割れていました!

ひ~だは半泣き。

「どうしてこんなに割れちゃったの? かばんをどこかにぶつけた?」 と聞くと、
「僕は嫌だと言ったのに、かばんを投げたりけ飛ばしたやつらがいるんだ」と。

「あんなやつら死ねばいいんだ」というので、
「死ねなんて言葉は言ってはいけないからね」とたしなめましたが、実は私も相当ショック。

やった子たちは中に大事がお皿が入っていたことは知らなかったと思いますし、
ひ~だの「やめろよ」は、あまり迫力がなくて、たぶん本当に嫌がっていることを分かってもらえなかったと思います。
悪意があってのことだとは思いません。

でも、でも・・・、やっぱり悲しい。

ひ~だはやった子の名前を言わなかったので、それ以上追求するのはやめました。

私が知らないだけで、学校ではそんなことをいつもやられているのかな。
それとも、男子の中ではそんなおふざけが普通なんでしょうか。

お皿は夫と一緒にできるだけ復元してみましたが、粉々になった部分もあって元には戻せませんでした。

 


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