勉強するのは嫌いじゃないよ [高校1年]
本日から息子は第4回考査。
3回目はちょっとサボって点を落としたので、今回は頑張るそうです。
実は前回の三者面談で、「僕、大学行けるかなあ」と言い出したんですよね。
大学のことをネットでいろいろ調べていたら、県内の大学でやりたい学科があるところを見つけたんだそうです。しかも、偏差値は低いので、進学コースにしなくても入れる程度の大学。
「大学ならその近くに県立の工科短大があるよ。そっちにしようよ~」と言ってみましたが、
「そんな難しいところに僕が受かるわけないでしょ!」と言われてしまいました。
ちゃんと自分を分かっているのね。
でも、私立の4年制。一人暮らしの生活費込み。試算するだけでクラクラ。
専門学校なら2年で済むと思っていたんだけどな。
まあ、一応大学のリサーチも始めることにしました。
「大学行ってまで勉強したいの?」
「僕、勉強するのは嫌いじゃないから」
確かに、ひ~だはよく勉強しています。
これは小学校5年生からずっと、ぱーむぼいすで学習支援をしてもらった成果だと思っています。
ぱーむぼいすの理事長から最初に言われたのは、
「ここは塾ではなく、学習方法を教えて、学習習慣をつけるのが目的です」ということでした。
発達障害を持った子は、どうしても苦手なことがあって学習につまずくことが多いようです。
うちも視覚的に弱いので、漢字はいまだに苦手だし、本を読むこともあまりしません。
理事長の支援がなければ、たぶん学習全般が嫌いになっていたと思います。
理事長の指導方法はとにかく褒める。
問題ができれば褒める。やり方が分かっただけでも褒める。
理事長ほど上手に褒めることは、親にはなかなかできません。
だから私はせめて「成績のことでは怒らない」ことを心掛けてきました。
テストの点が悪くても怒らない。成績表が悪くても怒らない。
本人が(たぶん)精いっぱいやった結果なのだから、それは認めてあげようと思って、今もそれは続けています。
その結果が「勉強が嫌いではない」 ということであれば、これはすごい成果だと思います。
点数が悪いからと、怒ってもしょうがない。
それは発達障害の子だけではないと思います。
褒めて伸ばすのが一番。
まあ、自分ではできないので、私はぱーむぼいすに丸投げしたわけですが。
それは大正解だったと思っています。
さて、今回の考査はどうでしょう。
褒めやすい点を取ってくれるといいのですが。
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