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プチパニック [小学生時代]

音楽会が終わりました。

パニック寸前・・・で、何とか終わりました。

事の起こりは、たぶん先週あたりからだったと思います。

先週金曜日から妹が胃を悪くする風邪をひいて寝込みました。プラスおばあちゃんの弟が危ない状態だという話。そして音楽会のプレッシャー。 さまざまな要因があったのでしょう。

久々に睡眠障害が起こりました。眠れなくなったのです。加えて食欲もなくなり、前々日から食事の量が減りました。

音楽会前日には、妹が今日も休むと知ると、泣きそうな顔になり、朝食のパンを1枚持って、母屋へ逃げていきました。
「危ないな」と思い、連絡帳に「気をつけてください」と書いたのですが、学校での様子は変わらないという返事でした。音楽会に向けててんやわんやの学校では、そんなことを悩んでいる暇はないのか、それとも先生が観察している暇がないのか・・・。

何せ、音楽会を前に全校で風邪がはやり、全校児童100名に満たない学校で、欠席が10人以上、風邪引きが20人以上という緊急事態だったんです。一時は延期も検討されたようですが、生徒の気持ちも考えて計画通りに行うこととなりました。

そんな緊張感の中、当日ひ~だ自身の体調が悪くなりました。食欲が落ちたのは、妹の風邪がうつっていたようです。胃が気持ち悪くて朝食も食べられない。「それでも音楽会だけは出るから」と、フラフラしながら登校していきました。

音楽会が始まる前のひ~だは、私のところに来ては「おばあちゃんは来るの? おじいちゃんは来る?」と何度も何度も聞きます。集団の中から抜け出しては、しつこく聞きにきます。顔は泣き顔寸前!

ヤバい! パニック起こすかもしれない!

そう思うと、もう私自身ががもうプチパニック状態。「大丈夫、すぐに来るからね」と言い聞かせ、家に電話をかけ、玄関でうろうろとおばあちゃんたちを待ち・・・。

結局、じいちゃん、ばあちゃんの顔を見て安心したのか、パニックは起こらずにすみました。
でも、私は心配で歌などゆっくりと聞ける心境ではありませんでした。

お昼でひ~だを連れて帰り、病院へ。やっぱり妹と同じ状態でした。薬をもらい安心し、夕べはよく眠れたようです。

つくづく思いました。
今は安定しているけど、ちょっとしたことですぐにパニックになりかねないんだということ。
細い綱の上を歩いているようなものなんですね。ちょっと揺れるともう駄目。

それにしても、いい加減パニックの対処に慣れろよ、自分!
親がパニクってどうするんだよ~(ノヘ;)シクシク..

 


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差が大きいね [小学生時代]

先週、日赤の「こどものこころ相談室」を受診しました。
WISC-Ⅲの結果を知らせ、近況などを報告しました。

WISC-Ⅲの結果を見て先生が
「言語性が高くなって、前より点数が上がったね。その代わり動作性との差が大きくなったなあ。うーん、20ぐらいなら普通だけど、30も差があると大変だねぇ。こりゃあ生きにくいだろうな。ははは、みごとにアスペルガーの特長が出ているねぇ」
先生、軽く言わないでください(Q_Q)↓

それでもこのままの方向でいいこと、中学に向けての対応などをお聞きして、それなりに実のある受診でした。

言語性と動作性の差。
その差が大きいということは、なかなか大変なことらしいです。

私がよく読んでいるブログに、アスペルガー当事者の書いているものがあります。
文章も上手で、医学的な知識、自分の障害に対する情報収集力や洞察力もすごいと、いつも感心しながら読んでいます。

その方がちょっと前に書いていたのが「アスペルガーは障害だと思う」ということです。
人の顔が覚えられない、同時処理ができない、掃除が苦手、時間感覚がおかしい等の例を挙げて

「かいつまんで言えば、こうやって書いている文章レベルと生活行動との乖離度が高いというのだ」

うん、分かるような気がします、その大変さが・・・。
ひ~だも将来的には自分の障害を受容して、うまく付き合っていけるようになってほしいと願う親なのでした。

 

 


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最後の運動会 [小学生時代]

運動会が無事終わりました。

ひ~だにとって、そして中部小学校にとって最後の運動会です。

雨の心配はなく、かといって暑すぎず、運動会日和の1日でした。
前日からお弁当の用意をし、私にしては会心の出来!(自画自賛)のお弁当を作り、本番に臨みました。

ひ~だも娘も頑張りました。
最後の組体操。
笛の「ピッ」という音で全員一生に動く、止まる。まさに「一糸乱れぬ」という感じ。
もちろん、ひ~だも遅れません。

隊列を変える、自分の立ち位置が変わる。ひ~だには苦手な分野です。
それなのに、ちょっと目を離せば、ひ~だがどこにいるか分からなくなるんです。

昔は変な動きをしているのがひ~だでした。だから集団の中からひ~だを探すのは簡単だったんです。
だけど今は分からない。
集団に溶け込んでいる!

あ、これはひ~だが家で一生懸命練習していたやつだ。
成功!
失敗している子もいたけど、ひ~だは成功!
ちょっとうるうる。このごろ涙腺が弱いんだよぅ。

ビデオは夫に任せて、私はひ~だを見ることに専念しました。
失敗しないかドキドキして、成功する度に拍手をして・・・。
もう、最高でした!

最後の運動会、本当によい運動会でした。

私的には、途中でビデオのSDが使えなくなり、途中で家に帰ってパソコンにデータを落とし込むという余計な仕事ありましたが、お弁当は喜んでもらえたし、うん、大満足!

ただ、PTAの綱引きを頑張りすぎて、現在腕と脇腹の筋肉痛です・・・。
なんで、たかが綱引きに全力を出しちゃうんでしょうね。


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第2回支援会議 [小学生時代]

昨日は体調がすぐれず、1日寝たり、起きたり、寝たり状態でした。
風邪の症状もあるけど、これだけ眠れるというのは、やはり疲れていたのかな?
おかげで今日は随分よくなりました。でも、大事を取ってもう少しおとなしくしています。

たぶん気疲れした一因はこれ。
月曜日に第2回目の支援会議があったのです。
飯山養護のY先生に、9月1日に行ったWISC-Ⅲの結果を踏まえて、今後の学習や家庭生活での注意点をお話しいただきました。

結論を言えば、前回とあまり変わっていないとのこと。

言語性が高く、動作性が極端に低い。
同時処理が苦手で、継次処理が得意。
こだわりは前より減っているが、全体的なバランスの悪さは残っている・・・等々。

この特性を生かした指導方法ということで、具体的にいろいろと提案していただきました。

同時にいろいろなことをできないので、一つずつ示していく。
数字が得意なので「1番に何々をする。2番目に何々・・・」と番号を付けていくといい。

一覧表になったものよりも、カード式のもののほうがよい。
(一覧表は情報が多すぎて、どこを見ていいのかわからなくなるので、一つ一つ対応しているもののほうが分かりやすい)

すぐに役立ちそうな提案でうれしいです。
これならできる。カードでもつくろうかと思っていたら、

「今日、漢字用のカードをつくってみました」

と、みどり学級の連絡帳にありました。
ありがとうございます、先生! 早速実践してくださっているんですね!

提案してくださったY先生、実践してくださる担任の先生。本当に感謝! 感謝です。

来年2月に、中学校の先生も交えた支援会議をするということで、次の予定も決まりました。
うん、これならひ~だの中学入学も何とかなりそうな気がします。

ところで、支援に入ってくれているKさんがみどりの担任に
「中学の先生を交えた会議は、ひ~だ君のご両親の希望で行うので、ほかの方も一緒というわけにはいきませんので・・・」とおっしゃっていました。

要するに親が希望しなければ「会議はなし」ということなんです。
以前、親子の会の先輩に「何でも要望は言ってみなくちゃ駄目だよ」と言われたのはこれですね。

希望があれば伝える。
支援が欲しければ、そう言わなくちゃ。
奥ゆかしくしていては、障害児の親はやっていられませんわ!


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大きい子バージョン [小学生時代]

昨日、親子の会の大きい子バージョンがありました。
大きい子は6年生から中学生が対象で、今回ひ~だは初参加です。

メニューはこの前の6年の親子レクと同じ、バーベキュー・肝試し・花火大会です。
それなのに、この違いは何なの?
スタッフの先生方に指示をいただいて、お手伝いしたり焼きそばつくったり、顔見知りの1つ年上の男の子とじゃれたりして、それはそれはうれしそうなひ~だ。すごくリラックスしている!

お母さん方も「うちの子も、学校ではこうはいかないよね。やっぱりここに来るとリラックスしているわ」とおっしゃっていました。

発達障害の子供たちも、成長とともに学習してきて、周囲に合わせることができるようになる。でもそれはやっぱり苦痛で・・・。
親子の会で自分をさらけ出して、それを受け止めてくれる友達とスタッフがいるということは、とてもいいストレス解消なんだろうと思います。

おなかいっぱいで、友達とも遊べてうれしいひ~だ。このごろは顔を合わせなくなってしまったお母さん方と話せてうれしい母。大満足の大きい子バージョンでした。

ついでに、blue-kiwiさんが以前書いておられた、薫製のチーズ(できたてほやほや)やその他もろもろの薫製、おまけに中学生(blue-kiwiさんの記事のときは小学生)男子手作りのとろとろプリン(絶品!)までいただき、初回からフルコースを堪能してしまいました。

次の大きい子バージョンが待ち遠しい! と思っていたら「次からぼく一人で行くから」と言われてしまいました。
今回は夕方からだったこともあり、娘まで付いてきたので、それがひ~だには気に入らなかったようです。
お母さんも行きたいよう。
娘は置いていくから、ねっ、連れてって、(^∧^)、オ、ネ、ガ、イ。


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気付けよ! [小学生時代]

先日、水泳参観その他で、私は午前11時から午後5時半までずっと学校に居つづけました。
家に帰ると、洗濯物が片づいていました。
娘が気を利かせて、取り込んで畳んでくれたそうです。

う~ん、いい子だねぇ。

そして翌日、
ひ~だの脱いだ下着は、私のタンクトップでした。

「お兄ちゃん、それ、自分のだって言ったじゃない!」
叫び出す娘。どうやら、娘が畳んだときに、ひ~だのたんすに入ったみたいです。

「ひ~だ、これ着てて変だと思わなかった?」
「うーん、そういえばちょっとだぶだぶだったかな」

まあね、そろそろ体格も同じくらいだし、着ても違和感はないのかな。

そして今日、ひ~だのTシャツの袖から下着が見えていてみっともないので、着替えるように言いました。
脱いだ下着を見たら、

お父さんのシャツでした。

「だから、私ちゃんとお兄ちゃんのかって聞いたのにぃ!」
またまた叫び出す娘。
やっぱり娘が畳んだときにひ~だのたんすに入ったものでした。

でも、お父さんはLサイズ。いくら何でも、大きすぎない?

っていうか、普通気付くでしょ?

「大きくて、変だと思わなかった?」
「ううん、別に」

そりゃ、着るものに頓着しないとは思っていたけど、ここまでとは!
これからティーンエイジに入る息子。
せめてみっともない格好だけはしないでほしいですぅ。


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夏休み中の成長 [小学生時代]

長い夏休みが終わりました。
ひ~だにとっては小学校最後の夏休み。

天候が天候だったので、前半は遊びにも行けず、宿題に精を出しました。おかげで「う~ん、何度見てもいい出来だ」と自画自賛するポスターの出来上がり。何日もかけて描いたものなので、本当に満足そうで、何度も見てはニマニマしていました。

村主催の「世代間交流会」にも一人で出掛け、そば打ちや竹トンボづくりを体験しました。心配したけど、迎えに行ったら、クラスの子と楽しそうに遊んでいました。結構知り合いもいっぱい行っていたみたい。

夏休みのお手伝いに洗濯を教え、毎日ではないけれど結構やってくれて、一応洗って・干して・畳むことができるようになりました。自立に向けて一歩前進・・・かな。家でやったバーベキューでも、翌朝片付けをお願いしたら結構きちんとやってくれました。もちろん、前回の芋掘りの反省から、事細か~に指示しましたとも。それでもこれだけ一人でできるのはエライ!

ああ、一回りも二回りも成長しているねぇ。

このごろは並ぶと私とそんなに変わらなくなっているし(私が非常に小柄なんだけど)。
おまけに、この休みで一回りも二回りも・・・横に成長していないか?

毎年夏ばて知らずで、夏に体重の増えるひ~だ。
成長するのはいいけど、これ以上体重は増やさないでくれ~。


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我慢できるようになったね [小学生時代]

やっと夏らしくなってきました。
セミはうるさく、汗はダラダラ。おまけに昨日はすごーい夕立。
その夕立の中、飯山線で到着予定の義姉一行をお迎えに出た私。車に乗るまでにびしょぬれになるくらいの激しい降り。「雨に煙る木島平の景色は美しいなあ」などと思っていると、義姉からメール「飯山線が雨のために、途中で止まってるの~」
即、家に引き返し報告。

本来なら夕飯の時刻はとうに過ぎています。夕飯はほとんど私が用意して、雨の中を母屋へ運んだんだけど、お客さまが来ないのでは夕飯は始められない。子供たちには「食べていいよ」と言いつつ、嫁は空腹に耐える(Q_Q)↓

夫が帰ってきて、列車の立ち往生の話を聞くと「それならおれが迎えに行く」と言い出し、「行く間に列車が動いたら擦れ違いになるじゃない」「どこの道が通れるかも分からないのに行くのはむちゃだ」と、おじいちゃんと私で止めるのですが「いや、行ったほうが絶対早い」と、夫は譲りません。そこに義弟(義姉が来るというので来ていた)も加わって、議論(というか自己主張)は白熱。ほとんどどなり合いになってしまいました。

ふと、ひ~だを見ると・・・、うわっ、やばい! すごく不安な顔してる。これパニックの兆候だ! 泣き出す~

と思ったのですが、私と目が会うと、何も言わず顔を引き締めました。

今までなら「どうしたの? 大変なの? 大丈夫?」と泣きながら言うはずなのに・・・。我慢したんだ!
すごい! 成長してる! 我慢できるんだ!

結局、飯山駅に問い合わせたら土砂崩れだということで、崩れていない遠回りをして夫と義弟が車で迎えに行くことになりました。ひ~だもホッとしたらしく、明るい顔になりました。私も一安心。

でも、パニックを我慢できるってすごいなあ。これが成長なんですね。


苦手な場面 [小学生時代]

ちょっと前に6年生の親子レクがありました。
学校の庭にかまどを造り、飯ごうでご飯とカレーを作って食べる。その後花火や肝試しをやって、子供たちは学校へお泊まりというスケジュール。

ひ~だは火を起こす係。私は調理室で女の子たちの野菜を切るお手伝いをしました。
たまに庭へ行って帰ってくる女の子が
「ひ~だ君、一人でさぼってるんだよ」
「ひ~だ君がシートの上で座っていたら、先生やほかの男の子まで座っていたよ。男子ずるい!」
などという報告をしてくれます。
「はいはい、ごめんね~」
まあ、この程度ならかるく聞き流せる。

だけど、ひ~だの様子を見に庭へ行ったとき、ある男の子が
「おまえ邪魔! 何にもすんな!」
とひ~だに怒鳴っている場面に遭遇し、すごいショック!

こういう「何をやったらいいのかわからない状態」というのは、ひ~だにとって大の苦手。
加えて不器用なひ~だだから、やったとしても上手にできない。何もできずにあちこちフラフラとしていたんだろうな。
女の子たちの言っていた「さぼった」というのも、何をやったらいいか分からずに、そうしているしかなかったんだろうと思い至りました。

でも、ひ~だはそんなに気にしているように見えなかったので(表面は)、それがまた怒った彼の怒りを買っちゃうんだよね。ちなみに怒った彼は、ほかの子がさぼって遊び回っているときも、一人でまじめに仕事をしていた子です。真剣だったんですね。

そんなことを思い出しつつ、先日晴れ間を縫って畑の芋掘り。

ひ~だと娘にも手伝わせたんだけど、ひ~だってば、ほんっと役に立たない[もうやだ~(悲しい顔)]
おまけに、虫除けスプレーはいらないと言ってつけなかったのに、虫に刺されてかゆいからと、先に帰ってしまうありさま。

ああ、彼の気持ちがよく分かる。ごめん、恨んじゃって。考えてみれば、私もいつも怒鳴っているもんね。

でも、今回は何をどうやるかまで説明したのに。
もしかして立ち位置まで詳しく説明しとかなきゃいけなかったのか?

ひ~だを働かせるのは難しいです[たらーっ(汗)]


中学校見学 [小学生時代]

昨日、親の中学校見学がありました。
これは、先日の支援会議でお願いして実現したものです。

みどり学級6年生保護者と教頭先生(特別支援コーディネーター)で中学校におじゃましました。
まず校長室に通され、校長先生と教頭先生にごあいさつ(緊張~)。

それから特別支援の二クラスを参観した後、校長室で特別支援の担任と懇談しました。

話した感じでは、随分理解があり、本人・保護者の要望も聞いてくれそうです。
質問にはきはき答えてくれる担任の先生も好感度◎(来年もいてくれるといいな~)。

参観した特別支援クラスはどちらもマンツーマンの授業。特に英語の授業が楽しそうでした。英語は教科担任がカード好きのその子のために、カードを取り入れた授業をしてくれているそうです。ちょっと感動です。

学校の受け入れ態勢は大丈夫みたいで安心しました。
あとはひ~だが慣れるために、体験入学ですね。何度でもいいし、初めは親子一緒でもいいと言われました。

着々と入学準備が整っていくみたいで、うれしいです\(^o^)/


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